見どころ聴きどころ


今回は演奏会ごとに、見どころや聴きどころなどをご紹介したいと思います。特に、演奏会[1]〜[4]は、「室内樂音楽祭」の名にふさわしく、四重奏から五、六、七、八、九重奏まで、様々な編成による室内楽の名曲を超一流の演奏でお楽しみいただける、「宮崎」ならではの非常に豪華なプログラムになりました。

東京クヮルテット
演奏会[1]&東京クヮルテット演奏会
世界最高峰の弦楽四重奏団
東京クヮルテット
「世界的に有名な」ヴァイオリニストというと、アイザック・スターンを連想する皆様がきっと多いと思います。
しかし、スターンと同じように、「世界的に有名な」弦楽四重奏として、必ず名前が上がるのが『東京クヮルテット』です。
毎年、全米、ヨーロッパをはじめとした世界各地で100回を超える演奏会を開催し、1969年の結成以来異例ともいえる高い評価を今日にいたるまで受け続けています。また、注目したい見どころは、今回、演奏会[1]において他のアーティストと共演するという夢のような企画が実現できたことです。
そして、演奏される曲目もチャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」をはじめとし、いずれも室内楽の醍醐味を満喫できる名曲です。


演奏会[2]
人気・実力ともに群を抜く男性演奏者
徳永二男

徳永二男

矢部達哉

矢部達哉

川崎雅夫

川崎雅夫

豊嶋泰嗣

豊嶋泰嗣

山本正治

山本正治

松崎裕

松ア裕

弦楽器のヴァイオリンでは、人気・実力で日本を代表し、音楽祭総合プロデューサーでもある徳永二男さん、人気上昇中の、東京都交響楽団のコンサートマスターの矢部達哉さん、ヴィオラは、あのジュリアード音楽院教授でもある川崎雅夫さん、九州交響楽団のソロ・コンサートマスター就任で新聞にもよく登場している豊嶋泰嗣さんなどそうそうたる面々が参加しました。
また、管楽器も、クラリネットの山本正治さん、ホルンの松ア裕さん(N響)、トランペットの津堅直弘さん(N響)など、各オーケストラの首席奏者を務める方々が出演しますので、どうぞお聞き逃しなく。


吉野直子

吉野直子

小山実稚恵

小山実稚恵

演奏会[3]
人気ハーピストとピアニストの
出演でおくる珠玉の名曲
天上から聞こえてくるような美しい音色を奏でるハープ。しかし、なかなか聴く機会がない楽器ですが、今回の音楽祭では、演奏会[3]と[5]でハープが登場します。
演奏者は、世界的なハーピストとして有名で、世界の有名オケとも共演している吉野直子さんで、演奏会[3]のキャプレの「赤い死の仮面”幻想的な物語”」では、ハープが非常に効果的に使われていました。
また、シューマンのピアノ五重奏曲は、ショパンコンクール入賞以来、世界で活躍中の小山実稚恵さんがピアノを担当しました。


演奏会[4]
華やかな女性ヴァイオリニストの競演
アン・アキコ・マイヤース

アン・アキコ・マイヤース

竹澤恭子

竹澤恭子

加藤知子

加藤知子

漆原啓子

漆原啓子

渡辺玲子

渡辺玲子

11月に来日したウィーンフィルの公演でソリストとして出演するなど、人気・知名度抜群のアン・アキコ・マイヤースさん、ニューヨーク・フィルや先月芸術劇場で開催したドレスデン国立歌劇場管弦楽団などのトップオケから出演の要請しきりの竹澤恭子さんがソリストとして出演するほか『2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ』における加藤知子さんと漆原啓子さんの共演など、演奏会[4]は第3回国際室内楽音楽祭の中で、もっとも華やかな演奏会になりました。
また、演奏会[5]ではこちらも世界的に活躍されている渡辺玲子さんが、ソリストとして演奏しました。


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