1981年スペイン・ヴァレンシア地方アルバイダで結成。人形を使った舞台創作を目的とし、その緻密な演出、完成度の高いパフォーマンスで高い評価を得ている。大人向けの人形劇を目指し、常に挑戦を続けている。
近年スペインの主要フェスティバルのほかフランス、イタリア、ベルギー、ギリシャ、オランダ、スイス、オーストリア、ポルトガル、イギリス、アイルランド、フィンランド、ドイツ、ルーマニア、クロアチア、スロヴァキア、スロヴェニア、ポーランド、ロシア、モロッコ、キューバ、メキシコ、ドミニカ共和国、パキスタン、マレイシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、韓国、中国、日本、ガテマラ、ニカラグア、パナマ、コスタリカ、ホンジュラス、エルサルヴァドル、アルゼンチン、チリ、ペルーなどを定期的に訪れ、公演を行っている。
これまでに制作した演目のなかでも、Le ciel dans une chambre(部屋の中の空/2006),
Ubu (ウブ/2005)、ガルシア・ロルカの微笑(2004)、兵士の物語(2003)、レノン(2002)、パッショナリア
(2001)、シラノ・ド・ベルジュラック(1998)、アリシア(1997)、ペドロ親方の人形劇 (1996)、カンタビルの幽霊
(1996), 快楽の園(1994), ユリシーズ(1992), キホーテ(1991), アラジン(1990),
ピノキオ (1989), フェラブラス(1987), La cova del Gran Banus(大きなバニュスの入江/1986)といった作品は特に高い評価を得ており、その多くが舞台芸術MAX賞、バレンシア州自治政府民族芸術賞、批評家賞など数多くの賞を受賞している。
現在バンバリーナはさらにその活動の場を広げ、ヴァルダルバイダ人形フェスティバルの制作に携わるほか、アルバイダ国際人形美術館の芸術監督も行っている。
|